「カルティエ(Cartier)」のハイジュエリーを中心としたジュエリー&ウォッチが一堂に揃う「Cartier Salon」が、フォーシーズンズホテル東京大手町で開幕した。
「ハイジュエリーメゾン、カルティエ- 魅惑の世界」をテーマに、メゾンのアイコンであるパンテールが来場客を誘う没入型の空間を演出。10月7日から11日間にわたりプレスや顧客を招待するほか、最終日の17日にはCartier Salon初となる特別一般公開を行う。
ペーパーアートの没入空間
ページボーイが立つ門をくぐりゴールドの光が差すエスカレーターに乗れば、魅惑の世界にトリップ。その先にある3階のバンケットフロアが今年のCartier Salonの会場となった。メインの展示会場へと向かう回廊はペーパーアーティスト濱直史が手掛けたペーパーアートで飾られ、光と影の演出が幻想的。カルティエにまつわる様々な植物のモチーフを立体切り絵で表現しているという。
床に投影された足跡を踏むと影絵が現れる仕掛けが用意され、動く光のパンテールが来場者を展示会場入口へと誘う。広々とした展示会場の壁にもパンテールの斑点模様が施され、中央にはペーパーアートが繊細なカーテンのように垂れ下がる。
日本初披露を含むハイジュエリー約500ピース
今回展示されているジュエリー&ウォッチは約500ピース。170年以上にわたって培ってきたカルティエの卓越した職人技と、豊かな創造性によって生み出される作品は、前衛的でモダン。最高品質の素材だけを選別して作られた、唯一無二のデザインの数々が並ぶ貴重な機会となっている。
シジエム サンス パル カルティエ
目玉は2021年の新ハイジュエリーコレクション「シジエム サンス パル カルティエ(Sixième Sens par Cartier)」。あらゆる知覚と感覚を刺激することで「シジエム サンス(=第六感)」を呼び起こす芸術的なコレクションから2セットが今回のイベントで国内初披露となった。その他、フローラルモチーフのダイヤモンドコレクションや、サボテンを題材とした「カクテュス ドゥ カルティエ」といったグラフィカルなデザインの新作も会場内に展示されている。また、様々な表情のパンテールが彫刻のようにデザインされた「パンテール ドゥ カルティエ」のハイジュエリーやウォッチがバリエーション豊かに揃う。
ウォッチの新作も多く展示されているほか、注目は特殊な機構のハイジュエリー クロック。水を満たした状態で使用し、磁気によって動く浮遊体のパーツが時を示すという。
ハイジュエリー クロック
会場には新作や既存のクリエイションのほか、1900年代から1960年代までのアンティークピース約20点も、今回のイベントのために特別に展示されている。1905年や1910年に制作されたプレシャスなダイヤモンドネックレスをはじめ、バゲットカットが美しいダイヤモンドミニウォッチやコレクターに人気のある「タンク サントレ」、そしてブローチやペーパーナイフといった、希少性の高いデザインが並ぶ。
「カルティエ トラディション」ダイヤモンドジュエリーとウォッチ
ドレスアップしたセレブリティが来場
Cartier Salonのスタート前日に開催された内覧会では、プレス関係者など限られた招待客が来場。倉科カナ、鈴木保奈美、山田優、桐谷美玲といったセレブリティらはそれぞれ華やかなジュエリーを身につけてドレスアップし、カルティエの魅惑の世界を体験した。
秋元梢
■問合わせ:カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
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