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フェンディ 2024-25年秋冬ウィメンズコレクション

チュッパチャプスホルダーに見る「フェンディ」の二面性 2024-25年秋冬ウィメンズ

フェンディ 2024-25年秋冬ウィメンズコレクション

フェンディ 2024-25年秋冬ウィメンズコレクション

Image by: FENDI

 キム?ジョーンズ(Kim Jones)が手掛ける「フェンディ(FENDI)」の2024-25年秋冬ウィメンズコレクションがミラノで発表された。本拠地のイタリア?ローマならではの自由なスタイルに、伝統と破壊が融合した英国的なスタイルが結びつき、実用的でありながら遊び心のある二面性を表現。レザーで作られた「チュッパチャプス(Chupa Chups)」のロリポップホルダーにも、そのコンセプトが反映されていた。

ローマ調と英国スタイルの融合

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 二面性というキーワードは、キムがフェンディのアーカイヴのスケッチを見ていた時に、自身の生まれ故郷であるロンドンの記憶が重なったことがきっかけとなった。ロンドン風の無頓着さがローマ的な自由と共鳴し、実用性を新たな解釈で探求している。

 コレクションは丸みを帯びたシルエットのテーラリングから始まり、実用的なデザインにフェミニンな要素をまとわせた。ジャケットやシャツの上に英国調のニットを重ねたり、セカンドスキンのような薄手のニットの上にローブを羽織るなど、レイヤードのアイデアが随所に取り入れられている。

 ショーの後半は、ローマの彫像のモチーフがドレスやニット、バッグなどを飾った。ボルゲーゼ美術館の「Cloaked Female Statue」と「Colossal Head of a Goddess」、サン?ルイジ?デイ?フランチェージ教会の「Immaculate Conception」が、刺繍やプリントで施されている。

注目を浴びた「チュッパチャプス」ホルダー

 2025年に迎えるフェンディ創業100周年を前に、過去を現在に甦らせるアプローチとして、ローマの一流馬具職人の手縫いの技術による「セレリア(Selleria)」にフォーカス。ウェアや乗馬ブーツなどにステッチで表現された。

 チュッパチャプスのロリポップホルダーは、レザーにセレリアステッチが施され、伝統と遊び心、実用的で贅沢といった二面性が表現されたアイコニックなアイテム。バッグのチャームやネックレスとして登場し、ショーで注目を集めた。

FENDI 2024年秋冬

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FENDI 2024-25年秋冬ウィメンズコレクション

2024 AUTUMN WINTERファッションショー

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