
Image by: NIKE
ランニング初心者からフルマラソン完走を目指してから、早2ヶ月。無事にゴールテープを切るとともに、すっかりランニングの魅力に取り憑かれた筆者が次なる挑戦の場に選んだのが、ハーフマラソンです。今回は、「ナイキ(NIKE)」のサポートのもと、新作ランニングシューズ「ナイキ ボメロ 18」を履いて、レースに挑みます。後編では、5月18日に開催された軽井沢ハーフマラソン本番を振り返り、レース前日の過ごし方から、当日の模様までを余すところなくレポートします。
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レース前日の過ごし方

Image by: NIKE
前日は、お昼過ぎに東京を出発。1時間ほど北陸新幹線に揺られ、15時には軽井沢に到着しました。改札を抜けると、高原の澄んだ空気と、周辺の山々を彩る新緑に包まれました。都会の喧騒を離れた解放感とレース本番への高揚感が入り混じり、思わず深呼吸。爽やかな風に、早くも走りたい欲が掻き立てられます。
お香作りを体験!
軽井沢に到着したら、まずはお香作りを体験! 「マラソン前にお香...?」と不思議に思うかもしれませんが、香りの癒し効果は侮れません。レースを前日に控え、張り詰めた気持ちをほぐすように、やさしい香りで心身をリセットします。
出来上がった匂い袋(金襴生地や縮緬生地に天然香料を詰めて作るお香)を手に、香りを嗅いでみると、不思議と心がスッと落ち着きました。匂い袋は、時間が経つにつれ香りが変化するのも楽しみのひとつ。レースの思い出を香りとして残せるのは嬉しいですね。

完成品がこちら。
Image by: NIKE
シェイクアウトランへ
お香作りを終えたら、翌日のレースに向けたジョグ「シェイクアウトラン」へ繰り出します。本番に疲れを残さないよう、宿泊するホテルの周辺を約3kmジョグ。この日は雨が降っていましたが、走り始める頃に上がってくれました。雨上がりのひんやりとした空気の中、色鮮やかな緑道を走り、コンディションを整えます。

シェイクアウトランにも、もちろんナイキ ボメロ 18を着用。軽快な走り心地で、当日のイメージトレーニングが捗ります。
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前日は“ウォーターローディング”を意識
お香作りとシェイクアウトランを終えて、心身ともにリラックスしたら、今回一緒に出走するランナーの皆さんとディナーへ! 互いにこれまでの練習を振り返りながら、本番への意気込みを語り合います。
ディナーを終えたら、翌日のレースに備え体を休めます。リラックスするために長風呂をしたいところですが、マラソン前にはウォーターローディング*をして、体に水分を蓄積しておくことが大切。脱水状態を防ぐため、水分を積極的に摂りながら入浴し、この日は早めに就寝することにしました。
*ウォーターローディングとは
長時間の運動前、体内に十分な水分を蓄えることで、脱水症状を防いでパフォーマンスを向上させる水分補給法。大会前日や当日の朝、普段よりも意識的に水分を摂取することで、レース中の体内の水分量を保つことができます。筆者が実践したのは、以下の2点。
?前日の日中に水を1.5?2L摂取する。?
?前日の夕食後から就寝の2?3時間前までに約300mlの水分を補給する。?
いざ、レース本番へ!
レース当日は、朝6時に起床。パフォーマンスを左右するのは、なんと言っても食事と水分補給のタイミングです。スタートまでの数時間で、消化の良い炭水化物を中心にエネルギーをチャージしながら、こまめに水分を補給します。ちなみに今回、筆者がレース前後のエネルギー補給に選んだのがこちら。

(左から)糖分を効率良く摂取できるどら焼き&運動時に必要とされるアミノ酸を豊富に含んだ「アミノバリュー」の粉末はレース前に、「モルテン」のジェルはレース中、折り返しの10km地点で摂取するのが◎。フルーツバーは、レース後のエネルギー補給用です。
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レース前からレース中、ゴール後まで、エネルギー補給は欠かせません。レース中のスタミナ切れを防ぐため、それぞれのタイミングに最適な栄養の摂取を心がけます。筆者は、朝食後にどら焼きを食べて、出走30分前に「アミノバリュー」を摂取。準備万端でレースに臨みます。

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会場に着いたら、まずは「NRS(Nike Running Session)」の森実利コーチの指導のもと、ストレッチを行います。スタート地点付近の待機場所には、同じようにストレッチをするランナーや、軽いジョグをしながらフォームの確認をするランナーが沢山。緊張感のある雰囲気に、モチベーションが高まります。
今回、出走した軽井沢ハーフマラソンは、軽井沢プリンスホテルスキー場をスタート/ゴール地点に設定したレース。今年は総勢5500人の市民ランナーが出走しました。軽井沢プリンスホテルスキー場は、軽井沢駅から徒歩10分という好立地なこともあり、レースに合わせて観光に来るランナーも少なくないのだとか。

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9時10分、ついにレースがスタート! 今回のコースは、旧軽井沢から南ヶ丘、中軽井沢、新軽井沢をぐるっと周遊するルートです。軽井沢の街並みや新緑の木立を抜けるため、走りながら別荘地の雰囲気や歴史ある建物を眺められる“旅ラン”要素がたっぷり。ペースを維持しながら走り続ける緊張感と、観光気分のワクワクが同居する、軽井沢ならではのコースです。
付近には浅間山をはじめとした山脈が広がる軽井沢。前回走ったようなシティマラソンのフラットなコースとは異なり、所々に待ち構えるアップダウンで脚力が試されます。上り坂での練習を十分に積んでいなかった筆者にとっては厳しい局面も。それでも、木立を抜けるたびに感じる風や、草木の香りに背中を押されます。

Image by: NIKE
折り返しの多いコースのため、一緒に出走したランナーの皆さんとすれ違うこともしばしば。疲労を感じた頃に声を掛けられると、不思議とやる気がみなぎってくるもので、応援の持つパワーを改めて実感しました。
ハーフマラソンを終えて
レースを終えると、激しい筋肉痛に。しかし、それもランナーの勲章です。ランニングを始めて4ヶ月半。ハーフマラソンに向けたこの2ヶ月間は、ひたすら前だけを見て駆け抜けてきました。今はまだ次のゴールが決まっていませんが、きっと訪れるであろう新たな挑戦に備え、ランナーの天敵である酷暑とも上手に付き合いながら、ナイキ ボメロ 18とともに気ままに走る日々を続けていきます。

練習から本番まで、2ヶ月間を共にしたナイキ ボメロ 18
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最終更新日:
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