【テリック編】定番ブランドのリカバリーサンダルの実力を検証！

「ファッションギークへの道」第3弾

FASHION ギークへの道

テリックの「フリップフロップ」

Image by: FASHIONSNAP

　モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする連載「ファッションギークへの道」。第3弾のテーマは、夏場に1足は持っておきたい「リカバリーサンダル」。さまざまなスポーツブランドやアウトドアブランドが展開していますが、その履き心地やサイズ感をFASHIONSNAP独自の視点で検証していきます。第5回は「テリック（TELIC）」。日本人の足に合わせて作られた、「雲を歩くような履き心地」と評される定番のリカバリーサンダルをレビューします。

■リカバリーサンダルとは？
　ランニングやハイキング、ジムでのワークアウトなど、アクティビティ後の足の回復をサポートするために開発されたサンダル。衝撃吸収性を備えたクッション性のあるフットベッドが特徴で、着用時のストレスを軽減することで、筋肉修復のサポートをします。近年では、日本でも展開ブランドが増え、注目を集めています。

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テリックってどんなブランド？

　テリックは、2012年にアメリカでスタートしたリカバリーフットウェアブランド。日本初の足病医療の総合病院である下北沢病院が唯一推奨するブランドとしても知られていて、2018年に日本人の足に合わせて開発されたジャパンオリジナルモデルのサンダルは「雲を歩くような履き心地」と評されるほど。アクティブなライフスタイルを送る人や、さまざまなアスリートに支持されています。

「フリップフロップ」を履いてみた

　日本人の足に合わせて作られたリカバリーサンダル「フリップフロップ（FLIP FLOP）」は、人体の構造と機能に基づいて開発されたテリックのアイコンモデル。母指球（親指の付け根）と指の間になだらかな傾斜をつけることで、指が地面をキャッチすることをサポートし、足先部分には、突起した独自のデザインを配置することで踏み込み時のグリップ性を向上させています。素材には、独自ブレンドのEVAを使用することで、軽量性とクッション性、衝撃吸収性を実現。インソールの表面には、足裏への当たりが滑らかになる「SILKY SOLE」を使用しています。

履き心地は？

　履き心地はタイトで、他ブランドの同じサイズと比較するとより足に密着する感触があります。フットベッドは土踏まずの凹みにフィットするような形状で、安心感が感じられました。柔らかさのレベルは2。反発性と足を包み込むような柔らかさを兼ね備えた、気持ち良い履き心地です。アッパー部分には若干の硬さがありますが、履いていくうちに馴染んでいきそうです。

※ソールの柔らかさをFASHIONSNAP独自の判断で3段階にわけて評価！
レベル1：安定感のある反発力を備えた履き心地
レベル2：高い反発力とクッション性を兼ね備えた履き心地
レベル3：クッション性が高く足当たりの良いフカフカな履き心地