
Image by: FASHIONSNAP

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タナカサヨリとクボシタアキラによる「タナカ(TANAKA)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/W」でランウェイショーを開催し、2026年秋冬コレクションを発表した。舞台となったのは、1911年に旧竹田宮邸として建てられたネオ?バロック様式の歴史的建築、グランドプリンスホテル高輪 貴賓館。
今季のコレクションテーマは「Blue Print」。アナログな複写技法であるサイアノタイプ(青写真)と、未来への理想像を意味する「青写真」のダブルミーニングから設定された。日本のデニム作りに向き合い続けてきたブランドの矜持を胸に、さらなる表現の可能性を模索し、挑戦していく理想と希望を描いた。
全ルックで、象徴的なマテリアルのデニムもしくは、タナカとクボシタが「最も原始的な服のマテリアル」だと考えるレザーのいずれかを着用。労働や日常と親和性が高いデニムと、人を包み守るマテリアルとして長い歴史を持つ革を、日々の着こなしだけでなく非日常的な装いにも耐えるファッションに落とし込むことに挑戦したという。
序盤を飾ったサイアノタイプのプリントデニムは、サステナブルなものづくりを継続してきたタナカらしく、植物や自然の情景を抽象化したモチーフを採用。「良いものは廃れない」という信念のもと、過去のコレクションで登場した型を引用し、プリントや装飾を施したアイテムも多く見られた。
擦りや箔といった加工や、ハリのあるリジットデニムを用いた構築的なフォルムでデニムの豊かな表情が特徴的。ウィメンズではコルセットをはじめとした優美なウエストラインを強調したルックが華を添え、メンズはビジューを施したデニムのノーカラージャケットなどがエレガントなスタイルを印象付けた。
ショーの序盤は音楽界の異端児と呼ばれたエリック?サティの代表曲「ジムノペディ」が優美なムードを演出。後半では、身分を超えた恋心を革新的なソナタの形式に乗せた、ベートーヴェンの「月光(ピアノソナタ第14番)」が響いた。鋭い眼差しで足早に進むモデルの演出と合間って、愛や理想を抱きながら、力強く未来を描き続けるタナカの精神が静かににじみ出ていた。
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ABOUT THE BRAND
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2017年にニューヨークを拠点にする日本人デザイナーのタナカサヨリが設立し、2020年よりディレクターとしてクボシタアキラが本格的に参画した「タナカ(TANAKA)」。コンセプトは「今までの100年とこれからの100年を紡ぐ服」。環境に配慮したモノづくりや日本の伝統的な技術を取り入れながら、デザイン性とサステナビリティの両立を目指している。「TOKYO FASHION AWARD 2023」受賞。ニューヨークの「バーグドルフ?グッドマン(Bergdorf Goodman)」によるFW2022 Radar Designerに抜擢された。

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文化服装学院スタイリスト科卒業後、ファーストリテイリング社に入社。「ユニクロ」の東京、上海、ニューヨークオフィスでUT、アクティブウェア、ニットウェアを中心に、メンズグローバルデザインチームのリーダーを務めた。2020年より東京にて本格的に「TANAKA」のクリエイティブパートナーとなる。「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」を中心に国内外の企画にも携わり、クリエイティブディレクションや空間演出も強みとする。

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洋画家であり、着物のテキスタイルデザイナーだった父と、日本庭園を作る造園家だった祖父の元、自然豊かな新潟県で生まれ育つ。東京モード学園アパレルファッションデザイン学科卒業。ヨウジヤマモト社にて企画、ニットカットソーデザイナーとして経験を積んだ後、ファーストリテイリングに入社。「ユニクロ」の東京、上海、ニューヨークオフィスにてウィメンズグローバルデザインチームのリーダーを務めた。自身のブランド「TANAKA」を2017年よりニューヨークにてスタート。Photo by:SHIORI OHIRA

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